【期間の計算】過去問を『型』で解く判定フロー

過去問で腕試し
このアルゴで解ける期間の計算の過去問を、論点別に6肢そろえました
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🛡️
ここは多くの人が正解する基本問題。だからこそ”落とすと痛い”
期間の計算は、覚えれば得点源にしやすい論点。狙うのは満点ではなく、たった1つの引っかけ(民法は初日不算入/応当日の前日に満了/末日が休日なら翌日/クーリング・オフだけは初日算入+発信主義で民法と真逆)を外さないこと第1部フローを過去問で何度も回せば、その逆転ワードを自分で見抜けるようになります。
このアルゴの本体は第1部フロー(初日不算入→応当日前日→休日延長)です。過去問で何度も回すと本番でも解けるようになります(得点への近道)。ダッシュボードはフローを回した結論を点検・確認する一覧表。その引き方は記事末尾に実演(🔎 3ステップで判定する手順)を付けました。
🧭 Step 0|現在地スキャン まずここだけ見る
肢を読んだら、最初に「①ふつうの期間計算か ②存在しない日・休日か ③クーリング・オフ(民法と逆転)か」だけを見る。それで入口が1つに決まります。
〇日後・〇月後・〇年後の起算と満了 Phase 1:原則的な期間の計算初日不算入が原則
存在しない日(応当日なし)・末日が日曜祝日 Phase 2:特殊パターンのチェック満了日を補正
クーリング・オフ ⚡ 逆転ルール(民法と真逆)初日算入+発信主義
🤔 迷ったら:原則は初日不算入→応当日の前日が満了。休日・存在しない日は Phase 2 で補正。クーリング・オフだけは「初日算入+発信主義」で真逆、と切り分ける。

🔎 ダッシュボードの「引き方」:3ステップで判定する手順
早見表は”引き方”を知らないと使えません。実際の本試験(最頻出の”クーリング・オフの期間計算”)で、キーワード→該当行→即答 を実演します。
手順は3ステップだけ:① キーワードを拾う → ② 上の表で該当行を引く → ③ 結論をそのまま当てる ※期間計算が最も問われるのはクーリング・オフ(宅建業法)です。
実演A(令和2年度〈10月実施〉 問40 肢ア)
肢:「Bが、Aからクーリング・オフについて書面で告げられた日の翌日から起算して8日目に解除の書面を発送し、10日目にAに到達したとき。」(解除できるか)
  1. キーワードを拾う:「クーリング・オフ」+「翌日から起算」
  2. 表を引く:→ 【クーリング・オフは民法と真逆=”告げられた日(初日)”を算入して数える。発信主義(発送時に効力)】
  3. 即答:起算は翌日ではなく”当日(初日算入)”。「翌日から起算」は数え方が誤り → 表と照合すればひと目で見抜ける(初日算入なら”翌日から8日目”は期間経過後)
実演B(平成25年度 問34 肢2)
肢:「Bは、月曜日にホテルのロビーで買受けの申込みをし、その際にクーリング・オフについて書面で告げられた。Bは、翌週の火曜日までであれば、契約の解除をすることができる。」
  1. キーワードを拾う:「月曜に告げられ」+「8日以内」
  2. 表を引く:→ 【初日算入=告げられた月曜を1日目として数える】
  3. 即答:月曜(1日目)から8日目は翌週の月曜。翌週火曜はすでに期間経過 → 「火曜まで解除できる」は×(誤り)
💡 コツ:民法は初日不算入/クーリング・オフは初日算入——この”逆転”だけ外さない。あとは応当日の前日満了・末日が休日なら翌日、を表で引くだけ。
🧠 数字・ルールを思い出す(タップで答え)
民法の原則=初日は  を起算日とする(午前0時ちょうどに始まるなら初日算入)
「時間」で定めた期間=例外的に から起算
月・年の満了=応当日の が満了日
応当日が存在しない月=その月の が満了日
末日が休日(取引しない慣習)=その に満了(前倒しは×)
クーリング・オフ(民法と真逆)=初日  主義・ 
曜日カウント練習:月曜に告げられた→8日目は (翌週火曜はもう期間経過)
🛡️ 落とさない型の戦い方:主役は確実に・枝葉は△で保留
確実に取る主役=初日不算入の原則・応当日の前日に満了・末日が休日なら翌日・クーリング・オフだけは初日算入+発信主義(民法と真逆)。ここは覚えれば取りこぼしたくない得点源=落とすと痛い
一方、時間(時・分)単位の期間・特殊な起算点の細則は出題が稀。見たことがなければ△で保留して次へこの型は”逆転1点”を外さないことが、満点より価値があります。
📖 用語ミニ辞典 ― 言葉に詰まったらここ
期間の計算でよく出る専門用語を、やさしい言葉でまとめました。意味に詰まったら戻ってください。
期間きかん
ある時点からある時点までの、時の長さ。
例:「契約から3ヶ月以内」「クーリングオフは8日間」など。
この型では 「日・週・月・年」で定めた期間は、まず初日を入れるか(初日不算入)から考える。
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初日不算入しょにちふさんにゅう
期間を数えるとき、最初の日(初日)は数えに入れず、翌日から数え始めるという原則。
例:4月1日の午後に「3日間」なら、4月2日から数える。
この型では 原則は初日不算入(§140)。ただし初日が午前0時から始まるときや、クーリングオフなどの例外は初日を算入する。
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起算日きさんび
期間を数え始める最初の日。
例:初日不算入なら、翌日が起算日になる。
この型では タイムラインの出発点。ここから日・月・年を数えていく。
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応当日おうとうび
月や年で期間を定めたとき、起算日に「当たる日」。
例:起算日が15日なら、翌月・翌年の15日が応当日。
この型では 月・年の期間は、応当日の「前日」が満了日になる。応当日がない月(例:31日がない月)は、その月の末日が満了日。
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満了日まんりょうび
期間が終わる最後の日(末日)。
例:「3ヶ月」の期間が終わる日。
この型では 月・年は「応当日の前日」が満了日。満了日が日曜・祝日などで取引慣行がなければ、その翌日に満了する。
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発信主義はっしんしゅぎ
通知などが「発信した時点」で効力を生じる考え方(届いた時ではない)。
例:クーリングオフは、書面を発信した時点で効力が生じる。
この型では クーリングオフだけは「初日算入+発信主義」で民法の原則と真逆。ここが最大のひっかけ。
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